IFS関数やSWITCH関数はどのバージョンから使える?
結論
IFS関数とSWITCH関数はExcel 2019以降で使用可能です。
詳しい解説
IFS関数とSWITCH関数はExcel 2019以降で使用可能です。Excel 2016では使えません。IFS関数は複数条件のIF関数ネストを1つの関数で置き換えられ、SWITCH関数は値の一致に基づく分岐を簡潔に書けます。
旧バージョンでの代替方法
ネストしたIF関数(全バージョン対応)Excel 2016以降
Excel 2016でもIFS関数と同等の多段条件分岐が実現できます。ただし条件が多くなると可読性が下がるため、条件が4つ以上の場合はVLOOKUPやSWITCHへの移行を検討してください。
=IF(A2>=90,"A", IF(A2>=80,"B", IF(A2>=70,"C","D")))よくあるエラーと対処法
#NAME?(IFSまたはSWITCHで発生)原因: Excel 2016はIFS関数・SWITCH関数に対応していません。
対処: ネストしたIF関数に書き換えるか、受け取り手がExcel 2019以降を使っているか確認してください。
#N/A(SWITCHで発生)原因: SWITCH関数の値リストにどの値も一致せず、デフォルト値(最後の引数)が省略されている場合に発生します。
対処: SWITCH関数の最後の引数にデフォルト値を指定してください。例:=SWITCH(A2, "A","合格", "B","再審査", "不明")
執筆・検証:田中 けんた|Excel歴15年・MOS資格保持
バージョン対応
| Excel 2016 | Excel 2019 | Excel 2021 | Excel 2024 | Microsoft 365 |
|---|---|---|---|---|
| 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
実務での使用例
成績評価のランク付け
IF関数を3重ネストするより読みやすい
=IFS(A2>=90,"A", A2>=80,"B", A2>=70,"C", TRUE,"D")部門コードから部門名を変換
VLOOKUPを使うほどでもない少数の分岐に最適
=SWITCH(A2, "S","営業部", "E","技術部", "A","管理部", "不明")