OFFSET関数の使い方と動的範囲の作り方は?
結論
OFFSET関数は基準セルからの相対位置で範囲を参照し、動的範囲の作成に使えますが揮発性関数のため注意が必要です。
詳しい解説
OFFSET関数は基準セルから指定した行数・列数だけ移動した位置のセルや範囲を参照する関数です。全バージョンで使用可能で、データが追加されても自動で範囲が広がる動的範囲の作成に使われます。構文は`OFFSET(基準セル, 行方向の移動量, 列方向の移動量, [高さ], [幅])`です。ただし揮発性関数のため、ブック内のどこかが変更されるたびに再計算され、多用するとパフォーマンスに影響します。Excel 2021以降ではスピル機能やテーブル機能での代替が推奨されます。
執筆・検証:田中 けんた|Excel歴15年・MOS資格保持
バージョン対応
| Excel 2016 | Excel 2019 | Excel 2021 | Excel 2024 | Microsoft 365 |
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| 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
実務での使用例
最新5件のデータを常に参照
データが追加されても常に最新5行を合計する動的な範囲を作成
=SUM(OFFSET(A1, COUNTA(A:A)-5, 0, 5, 1))月別の売上を横並びで参照
1月・2月・3月...と列方向にデータがあるとき、月番号(B1)に応じて参照列を変える
=SUM(OFFSET(A1, 0, B1, 10, 1))