Power Query(パワークエリ)とは?何ができる?
結論
Power Queryはプログラミング不要でデータの取得・変換・読み込みを行う機能です。
詳しい解説
Power Queryは外部データの取得・変換・読み込みを行うExcelの標準機能です。プログラミング不要でCSV、Excel、データベース、Web等からデータを取得し、不要な列の削除、データ型変換、フィルタリング、結合などの加工をGUI操作で行えます。加工手順は「クエリ」として保存され、元データが更新されたら「更新」ボタン1つで再実行できます。元データは変更されません。Excel 2016以降で利用可能で、365が最も機能が充実しています。
旧バージョンでの代替方法
VBAマクロによるデータ処理(全バージョン)Excel 2016以降
Power Queryが使えない環境や、より細かい制御が必要な場合はVBAマクロでデータ取得・加工を自動化できます。ただしプログラミング知識が必要で、マクロ有効ブック(.xlsm)として保存する必要があります。
手動コピー&ペーストによるデータ集計(全バージョン)Excel 2016以降
小規模なデータや頻度が低い場合は、手動でデータをコピーしてExcelに貼り付ける方法で対応できます。自動化はできませんが追加ツール不要で全バージョン対応です。
よくあるエラーと対処法
クエリを更新してもデータが最新にならない原因: 接続先のファイルパスやURLが変更されているか、手動更新が必要な設定になっています。
対処: クエリの設定(「データ」→「クエリと接続」→クエリを右クリック→「プロパティ」)でファイルパスを確認し、「すべて更新」ボタンで手動更新してください。
データ型の変換エラー(列の型が変わった)原因: Power Queryはクエリを最初に作成した際に各列のデータ型を自動検出します。元データの列の型が変更されると「Expression.Error」が発生することがあります。
対処: クエリエディターの「適用したステップ」で「変更された型」ステップを選択し、型の指定を修正してください。
Excel 2016でPower Queryのリボンが見当たらない原因: Excel 2016では「データ」タブの「取得と変換」グループとして表示されています。「クエリ」タブは表示されません。
対処: 「データ」タブ→「取得と変換」グループから「新しいクエリ」または「テキストから/CSVから」等を選択してください。
バージョン対応
| Excel 2016 | Excel 2019 | Excel 2021 | Excel 2024 | Microsoft 365 |
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| 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 機能最充実 |