ExcelでXLOOKUP関数が使えるバージョンは?
結論
XLOOKUP関数はExcel 2021/2024/365で使用可能です。
詳しい解説
XLOOKUP関数はExcel 2021、2024およびMicrosoft 365で使用可能です。Excel 2016およびExcel 2019では使用できません(2025年10月にサポート終了済み)。2019以前のバージョンで開くと、セルに`#NAME?`エラーが表示され、数式バーに`_xlfn.XLOOKUP`と表示されます。XLOOKUP はVLOOKUPの上位互換で、検索列が左端でなくても検索でき、見つからない場合の既定値も指定可能です。
旧バージョンでの代替方法
INDEX+MATCH関数(全バージョン対応)Excel 2016以降
Excel 2016以降で使える最も強力なVLOOKUP代替。左方向への検索、複数列返却など、XLOOKUPとほぼ同等の機能を実現できます。
=INDEX(マスタ!C:C, MATCH(A2, マスタ!A:A, 0))VLOOKUP関数(全バージョン対応)Excel 2016以降
検索列が左端にある場合の定番関数。XLOOKUPより機能は限られますが、Excel 2016でも動作し、共有相手のバージョンを問いません。
=VLOOKUP(A2, マスタ!A:C, 3, FALSE)よくあるエラーと対処法
#NAME?(数式バーに _xlfn.XLOOKUP と表示)原因: Excel 2016またはExcel 2019で開いたファイルにXLOOKUP関数が含まれているため。これらのバージョンはXLOOKUPに対応していません。
対処: INDEX+MATCHまたはVLOOKUPに書き換えるか、受け取り手がExcel 2021/2024/365を使えるよう確認してください。
#N/A(値が見つからない)原因: 検索値が検索範囲に存在しないか、全角/半角・スペースの違いで一致しない。
対処: 第4引数に「見つからない場合の既定値」を指定してください。例:=XLOOKUP(A2, B:B, C:C, "該当なし")
#VALUE!(引数の型エラー)原因: 検索範囲と戻り範囲の行数・列数が一致していないか、引数の型が不正。
対処: 検索範囲(第2引数)と戻り範囲(第3引数)が同じサイズになっているか確認してください。
バージョン対応
| Excel 2016 | Excel 2019 | Excel 2021 | Excel 2024 | Microsoft 365 |
|---|---|---|---|---|
| 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
実務での使用例
社員マスタから部署名を自動入力
勤怠データに社員番号(A列)しかないとき、部署名を自動取得。手動コピペ不要で、社員異動があってもマスタ更新だけで反映される
=XLOOKUP(A2, マスタ!A:A, マスタ!C:C, "該当なし")商品コードから単価を逆引き
受注表の商品コード(B2)から価格表を検索。VLOOKUPでは不可能だった「左方向への検索」ができる
=XLOOKUP(B2, 価格表!B:B, 価格表!A:A)